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2019年7月号① 会員研修会

親も時代の変化に対応を

 

 本町公民館で第1回単 P 会長・情報委員合同会(研修会)が 6 月 2 日に開催されました。本年度は会長と情報委員が対象と なり、計 51人が参加しました。

 

 1部では吉田信貴会長から秦野市PTA連絡協議会の立場や役割の説明と、今後の PTA 活動に役立つ情報提供がありました。

 2部では 6・7 人のグループに分かれ、20 分ごとに下記の4つのテーマについて自由に話し合いをしました。

 

①気になる各校の PTA 行事について

②子どもの携帯・SNS について

③家庭内のルール(勉強・生活・手伝いなど)

④子どもの防犯・防災・安全教育 

 

 各グループで上がっていた話題をいくつかまとめました。 

 

 

①気になる各校の PTA 行事について 

 

 「バザーの収益金で加湿器を購入しました。インフルエンザにかかる生徒の数が減ったように感じます」という話がありました。

バザーは学校行事の中で、最も力を注ぐイベントの一つではないでしょうか。

 

 子どもたちのために頑張って手にした収益金の使い道は興味深いところです。

 

 購入したいものがあっても、保管スペースやメンテナンス費用などが必要な場合には、その検討もしなければなりません。

 そうした検討事項が増えるため、「これがあったらいいね」「では購入しましょう」と、すぐには決断できないという現状があるようです。

 

 このような中でも、話に上っていた「加湿器の購入」は、まずはやってみようという、PTA のみなさんの声が積極的に働いた実例ではないでしょうか。

 

 「それはいいね」「うちもそうしたいな」「手を消毒する薬も良くない?」など、話を聞いていた参加者のイメージも膨らんでいる様子が印象的でした。 

 

 

②子どもの携帯・SNS について 

 

 子どもの携帯・SNS の管理は、親にとって関心が高く、また心配の種でもあります。近ごろは、部活動の連絡に LINE を使っている学校もあります。また、緊急時の連絡にも役立ちます。便利な半面、次のような心配なこともあるようです。

 

 「ツイッターの裏アカウントは、悪口が多く、顔写真も載せている」「LINE をやらないと仲間に入れない」「スマホを持っていないので、いじめの対象にならないか心配だ」「家でルールを決めても、友だちとの関係を優先し、守られていない」「長時間スマホを見ており、依存症が心配だ」との意見が出ました。 

 

 では、家庭でのルールはどうでしょうか。

 

 「LINE のコメント欄に『22 時以降は返信できません』と書いておく」「親が内容をチェックできるようにしている」「フィルタリングをかけてい る」「時間を決めている」「自分の部屋では使わない」など、参考になる意見がたくさんありました。

 

 親にとって、子どもの携帯の使い方は気になるもの。中身をチェックしたい。けれども、子どものプライバシーにどこまで立ち入っていいのか迷うところです。

 

 子どもたちは、携帯・SNS について詳しく知っています。親の知識がそれに追いついていないところもあるようです。「フィルターのかけ方を知りたい」といった声も聞かれました。スマホの勉強会があってもいいですね。これからの時代を生きる子どもたちにとって、携帯・SNS は必 要不可欠なものになるかもしれません。しかし、参加者の「スマホにすぐに頼らず、自分で考える力や、コミュニケーション能力を身に付けてほしい」という思いは共通していました。そのためには、親も時代の変化に対応しなければならないと感じました。

 

 親子で携帯・SNS について、話し合ってみてはいかがでしょうか。 

 

 

③家庭内のルール(勉強・生活・手伝いなど) 

 

 各家庭で、いろいろなルールがありました。 

 

 「スマホを使う時間を決めてダラダラやらせない」「勉強は、小学生までは親の目が届きやすいリビングでやらせる」「犬の散歩や風呂掃除、洗い物のお手伝いをしたらおこづかいを渡している」「自分の服は自分で畳ませる」「玄関の靴並べは小さいうちから行わせるべき」という家庭もあるようです。

 

 親は子どもを思い、ルールを決めてしまうことがあります。そうすると、子どもは「押し付けられた」とか「縛られている」と感じてしまうと思いま す。

 子ども自身が考えたルールを尊重し、見守る気持ちを持って、良いことに目を向けてあげると、やる気を引き出すのではないでしょうか。親が子どもの成長を応援したり喜んだりする姿は、「いつも見てくれている」「またやりたい」という安心感や意欲を与え、自信につながっていくことでしょう。

 

    「えらいね」より「ありがとう」の気持ちを伝えた方がよいと改めて思いました。

 

 

④子どもの防犯・防災・安全教育 

 

 小学校の低学年がいる家庭からは、「110 番の家がどこにあるのか調べる」「キッズ携帯に GPS 機能を付ける」という意見がでました。行動範囲が広くなる高学年がいる家庭では、「行き先と、誰と一緒なのかを教えてもらう」「帰りが遅くなる場合は時間を決めて連絡させる」など、みなさんの防犯防災の意識はとても高くなっていると感じました。 

 

 災害時に関しても「備蓄用品を揃える」「自治体で行われる訓練や各校の引き取り訓練に参加する」「離れている家族と会える場所を決めておく」など話し合っているようです。

    東日本大震災の時には、在学中の子どもを車で迎えに行く人が多く、道路が大渋滞。車を使ったため、かえって到着の時間が遅くなってしまった保護者もいたようです。災害時は二次被害を防止するため、車ではなく徒歩での移動が基本と考えるべきでしょう。

 

 実際に災害が起きた時は恐怖や気持ちの焦り、また不安とでパニックになってしまうと思います。建物が倒壊して道をふさがれ、目的地にたどり着けないことがあるかもしれません。予期せぬことがあることを想定し、訓練をしっかり受けて少しでも気持ちを落ち着かせて行動できるようにしていきたいと思いました。

 

……………………

 

 リラックスした雰囲気の中、どのグループも会話が弾んでいる様子で、交代の時間には「時間が経つのが早いね」という声も聞こえて きました。

 参加者が生き生きと楽しそうに発言し、親睦を深めている姿が印象に残りました。普段気になっていたことについても情報交換ができ、有意義な合同会だったと思います。

 このような交流が、個人や学校単位の子育てだけではなく、《地域全体での子育て》という視点を私たちに与えてくれると感じまし た。

 会員一人ひとりが時代の変化に意識を向けることが大切だと感じました。こうした活動を通じて各校 PTA 間で情報や悩みを共有し、会員同士のコミュニケーションを深めていきましょう。 

 

 

 

B班

本町小

堀川小

鶴巻中

末広小

南が丘小

西中

大根小