学校での新しい生活
~感染しないために~
今までに経験したことのない学校生活を送っている子どもたち。マスク姿で登校する様子が日常になってきました。新型コロナウイルスから身を守るために、各学校ではどのような感染防止の対策をしているのか、班のメンバーで情報交換をしました。
まず、ほとんどの小中学校で行われている対策は
・毎朝の検温と健康観察
・昇降口や教室などの出入口に消毒液を設置
・手洗いの徹底
・昼食は前を向いて会話を控える
などが挙げられました。
また、掃除を行っている学校では
・掃き掃除のみ
・フロアワイパーを使用している
・子どもたちはトイレ掃除を行わない
など気をつけていました。2学期からは文科省の新しいガイドラインを参考に、掃除後の手洗いを徹底しながら、雑巾がけをしている学校もあるようです。
学校ごとの工夫した取り組み
国のガイドラインが適時改訂され、学校での感染対策もそれにあわせて変更されています。また、各学校の規模や設備の違いがあるため、同じようにできないところもありますが、工夫した取り組みをいくつか紹介します。
ある小学校では手洗い場の密を避けるため、蛇口を1つ置きに使うようにと使用禁止の蛇口にはバケツを置いたり、子どもたちが距離を保って並べるように、足跡マークをつけて分かりやすくしたりしています。
【「密」を避ける足跡マーク】
また、今まで固形のせっけんを使っていた学校では、多くの子どもたちがせっけんに触ってしまうと、感染のおそれがあるので、液体のせっけんに変えたということです。
【殺菌作用のある液体せっけん】
図書室の利用方法を変更した学校もありました。学年ごとに利用できる曜日を分け、子どもたちで混まないようにしています。そして感染リスクを避けるために貸し出しを一時中止していましたが、少しずつ再開しているところもあるようです。
さらに、体調不良の子どもが休めるようにと、余裕教室にビニールシートで仕切りを設置して対策を取っている学校や、保健委員会の子どもたちが注意喚起のためにポスターを作成し、手洗い場に掲示している学校もありました。
【子どもたちも注意を促します】
放課後には先生方が感染のおそれがある場所の消毒作業を行っています。放課後ではありませんが、PTAの方々が協力しているところもあるそうです。
このように方法は違いますが、各学校ごとにその現場に応じた対策をし、感染防止に努めています。
こうして多くの人に支えられて、子どもたちは安全に学校へ通うことができています。
今、私たちのまわりにはたくさんのルールが増えました。新しい生活様式に慣れてきましたが、引き続き子どもたちのためにできることをしていきましょう。
編集後記
今年度はみんなで顔を合わせて話し合うことが難しい中、主にLINEでつながり、各校と意見を交わしました。コロナ禍でも、こうして活動ができてほっとしています。
新しい日常を実践しながら、今後も「はだのP連ニュース」を配信していきたいと思っています。
《情報委員会A班》 北小・広畑小・末広小・堀川小・南中・大根中・本町中