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2021年2月号①コロナ禍におけるPTA活動

〜特別な1年・

   来年度につなぐ思い〜

本年度は、コロナウィルス感染拡大の影響で、どの小中学校も例年行われていたPTA活動や行事の中止・縮小を余儀なくされました。この1年の活動、また来年度につなげていきたいことについて、各校のPTA本部にアンケートをとりました。回答の中から、いくつかご紹介します。

 

◆実際できた活動・

     新たに取り組んだ活動◆

【ボランティア清掃・消毒作業】

子どもたちの清掃活動が制限されたため、校内の清掃・消毒作業を行ったり、登校時間に手指のアルコール消毒の手伝いを行ったりした学校がありました。

 

【祭り・バザーの中止を受けての活動】

子どもたちが毎年楽しみにしている祭りやバザーが中止になったため、代替え企画として「紙コップフリスビー作り」や「謎解きゲーム」を行った学校がありました。

  みんなで協力して楽しく謎解き!

 

 

また、ある中学校では、バザーで行っていた制服リサイクル販売を、小規模で別の機会に設けました。

 

その他にも中止になったPTA活動の予算を充てて、体育祭で使用するTシャツに生徒デザインのロゴマークをアイロンプリントする等、様々な工夫を凝らして子どもたちが楽しめる活動に取り組みました。

 

家庭科の授業でアイロン掛け

 

 

 

◆PTAとして、

   来年度につなげていきたい思い◆

◎子どもたちの安全・健康を考え、先生方と共にその時々の状況を把握して活動してほしい。

 

◎学校の様子を見たい・知りたいという保護者の思いに応えたい。

 

◎役員が、楽しく前向きに取り組める活動をすることが大切だと思う。

 

◎本年度及び前年度までの通常時の活動内容の引き継ぎをしっかり行いたい。

 

 

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アンケートを通して、悩みながらも活動してきた各校の様子が伺えました。

本年度ならではの苦労、改めて考えさせられた事、変わりゆく日々への戸惑いもありましたが、「子どもたちの笑顔のために」という思いが強く伝わってきました。

今できることを話し合いながら、学校に関わる全ての人が安心して過ごせる毎日が続くことを願います。

 

 

[実施日(期間)]2020年11月21日〜12月4日(13日間)

[対象者と人数]秦野市内公立小学校及び中学校PTA本部(対象校22校)

[回答件数(回収率)]22校(回答率100%)