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秦野市PTA連絡協議会 会長・情報合同会

~各校PTAの横のつながりを大切に~

 

 梅雨の合間の真夏日となった6月17日の土曜日。秦野市PTA連絡協議会 会長・ 情報合同会が渋沢中学校で開催されました。 当日は、市内 22 校の小・中学校からPTA会長と情報委員の計39人が参加しました。

 合同会は2部構成で、第1部は、秦野市PTA連絡協議会の組織や役割についての研修会。第2部は、6~7人のグループに分かれて、各校の特色ある活動などの情報交換を行いました。

 

◆第1部 合同会(研修会)

「各校の情報交換を気楽な形で行いたい」と、村田会長のあいさつから合同会が始まりました。

 今後、各校PTAで活動が本格的に再開することを見据えて、PTA組織のルールや個人情報の取り扱いなど、PTA会員として知っておくべき事柄を学びました。

 

 私たち情報委員が所属している「秦野市PTA連絡協議会」・「情報委員会」について簡単に説明がありました。

 

■秦野市PTA連絡協議会

 秦野市PTA連絡協議会(市P連)は、市内の小・中学校22校の単位PTAからなる集まりです。PTA会が集まる単位PTA会長会議。PTA会長と情報委員が集まる会長・情報合同会を通じて各校PTAとの連携を図り、円滑なPTA活動を目指しています。

■情報委員会

 市内の小・中学校22校の情報委員からなる集まりで、2ヶ月に1回程度の会合で情報交換をしています。各校の特色あるPTA活動を共有し、自校へフィードバックしながらPTA活動の幅を広げるために活動しています。 また市内の行事や各学校の行事を取材し、「はだのP連ニュース」を年に6回配信しています。各校の広報紙だけでは分からない市内の小・中学校の取り組みを知ることができます。

 

◆第2部 フリートーク

 各校のPTA会長・情報委員が少人数に分かれてグループトークを行いました。どのような意見・情報交換が行われたのか、[キーワード]を中心にお伝えします。

 

[秋祭り・運動会イベントの再開]

*今年は、創立 100 周年・150 周年の学校もあり、多くの学校でイベントが復活傾向にある。

 

*子ども中心を基本に考えて、楽しめるイベントを企画していきたい。

 

*コロナ禍を経て、縮小された行事などを見直し、以前の良いものを復活させようとする判断がなかなか難しい。

 

*子どもたちが楽しむだけでなく、向上心ややる気、達成感を育んでいくにはどうしたらいいのか。

 

[単位PTAの在り方]

*PTAはやらされている感じではなく、自主的にやりたいことを楽しむ形へ活動を変えていきたい。

 

*PTA主催の会議は、子どもたちのためになっているのかを考え、交代制にするなど必要に応じて参加できる仕組みにしている。

 

[PTA広報紙のWEB化]

*PTA会員の負担軽減とPTA会費の有効活用のため、PTA広報紙をWEB化した。

 

*ブログ形式にすることで、広報紙のコマ割り作業がなくなり、学校行事に合わせてタイムリーに情報発信できる。

 

*WEB化を導入する際は、周囲の理解を得ながら段階的に取り組むことが必要である。

 

[PTA総会の開催]

*総会は参加者も少なく、反対や意見も出ないため、ほとんどの学校で書面開催になりつつある。

 

*コロナ禍では書面開催、支障がない学校は今後も継続する予定である。

 

*先生紹介などを楽しみにしている小学校では、対面形式で行うところもある。

 

[PTA役員の任期]

*毎年度のPTA役員選出に苦労している。

 

*2年任期で、2年目は会長としてサポート役になる体制をとっている学校もある。前年経験のある会長がいることにより、他の役員の方も安心できる環境になっている。

 

 上記は各グループで話した話題のほんの一部です。どのグループも会話が弾んでいる様子で、フリートークはあっという間に終了しました。 




◆編集後記◆

 グループトークでは、各校のコロナ自粛後の行事再開のことや、次年度以降の役員 決めのこと等、話題が次々と出てきました。情報交換の時間はとても有意義な時となりました。情報委員会では引き続き、各校の情報委員・委員長・副委員長・顧問の 26 名で、横のつながりを大切にして活動していきたいです。共有した情報を自校へ持ち帰り、今後のより良いPTA活動に繋げていきたいと思います。

 

≪情報委員会 B 班≫ 東小・上小・東中・西中・大根中・南が丘中・鶴巻中